ヨネックス ネオツイン

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新製品のお知らせです。
今回はヨネックスから発売された「ネオツイン」です。
YONEX NEO TWIN
素材:ナイロン
構造:モノフィラメント
色目:半透明白
生産:日本製
長さ:12m
太さ:1.25mm 1.30mm
価格:1,700円
対比でゴーセン「ミクロスーパー」を掲載します。
GOSEN OG-SHEEP MICRO SUPER
素材:ナイロン
構造:モノフィラメント
色目:半透明白
生産:日本製
長さ:12.2m
太さ:1.25mm 1.30mm 1.35mm
価格:1,700円
特徴:ゴーセンのミクロスーパー(以下MCSと表記)は、世界的
ナイロンストリングの最大手ゴーセンのベスト&ロングセラー。
発売は今から約25年前でありながら、未だに絶大な人気を
誇る。名称のOGは以前の社名、大阪合成繊維(大阪合繊)から
取られたらしい。ストリングの表面に摩擦軽減や耐久性を
持たせる樹脂コーティングを施したシリーズがOG-SHEEP。
ヨネックスのネオツイン(以下TNGと表記)はヨネックス得意の
サヤ構造が特徴。サヤとは刀の鞘のように芯糸の外側をカバー
する支え的な構造。名称のツインもここに由来。
以下は*ストリンガー澁谷のインプレッション*です。
外観:MCSは蛍光ホワイトのカラーがとてもきれい。昔は生なり
(きなり)しかなかったストリングに、遠目から見ると透き通って
しかも蛍光なきらめきのMCSは衝撃的で、一世を風靡した。
もともと、発売開始は生なりであったMCSがブレイクしたのは
白が発売されてから。今ではMCSというと白というイメージ。
TNGは蛍光色ではなく、普通の白に近い。
張感:初期の生なりでは表面がやや粗く削れ易かったMCSだが
その後改善されて摩擦が少なくなり、張りやすくなった。コイルの
状態では丸まってまとまっているが、ほどくとすんなり伸びて
絡まりは少ない。また、コンクのねじれ玉もできにくく、張る作業が
損なわれることが少ない。張り手にはとても安心できる安定性。
TNGはやや柔らかな手触り。コーティングもマイルドな感じであるが
MCSと比べても遜色のない安定性。張り感としてはほとんど同じ。
仕上がりはやや低めにでる傾向にある。マイルドさが理由か?
打感:MCSはゴーセンのラインアップの中で基本中の基本になって
いるスタンダード。爽快な打球感、澄んだ打球音、良好な球飛び、
反発がありながら面安定性に優れ、スピン性能もとてもよい。
初心者から上級者まで、まったく不満なく使える優等生。
TNGはややマイルドな感じがあることをのぞけば、MCSとほとんど
変わらない印象。双方を同条件で張って使ったがあまり違いは
感じなかった。他の人に使ってもらった感想では、多少異なる
インプレも。MCSは万人受けするのは同感。TNGは飛びとスピンに
アドバンテージありとのこと。調子がよければTNGを選ぶかも、と。
相対:もろにキャラがかぶるMCSとTNG。価格も同じなので、強いて
いえばバリエーション勝負。「色」がきれいなMCSは無難に優位。
さらに色展開では生なりのアンバー色もある。過去には10色以上
あったカラーも2色になってしまったが、アンバーは白よりも、やや
硬めの打球感に感じる。さらに「太さ」の種類も3ゲージあり、プレイ
スタイルによって選択範囲が広い。ロングセラーの貫録でMCSが
有利といえる。だたし、TNGはヨネックスラケットの標準ストリングで
「初めて張るならTNG」という位置が得られそうなので、じわじわと
シェアを伸ばす可能性はある。