17mmの世界

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プロスタッフ6.0系統のシリーズをマニアの間では「17mm」と
称したりします。
当店においでのお客さんにも愛用している人は多く、
初期モデルではグロメットが廃番になっていて、なるべく
現状維持できるようにメンテには細心の注意を払います。
そんな中の一人のお客さんから思い切った注文が…。
使用している後期モデルを重くカスタムしてほしい、と。
バランスはイーブンで、張りあがりの重さを415gに揃えると
いうリクエストです。
どうやら前回試したカスタムが気にいった模様です。
撮影モデルはN-CODEのフェデラーモデルとK88のサンプラス、
BLXのフェデラーモデル。合計7本。
シグニチャータイプなので、もとから重いスペックですが
それでも約50gアップしないといけません。
バランスをとるためにはグリップからスロート、フェイスに
向かってまんべんなく鉛を貼っていくことが必要です。
実は計測したら7本の重さやバランスが一定ではなく、
付ける重量と場所の細かい計算したうえで貼ってから、
最後に微調整しないといけません。
7本もあるとけっこう時間かかりました。
それで夕方から深夜に向けて作業していた昨晩(笑)。
このお客さんのストックは17mmシリーズ初期から後期に
かけて「20本以上あるかな?」とのこと。
初期モデルは使用しないで保存モードになっていますね。
以前ブログに登場させてくださいよ〜とお願いしましたが
「全部用意するのも持ってくるのも大変すぎるから」と
お断りされました(泣)。そりゃそうだ。いつも自転車で
おいでになるんだからね。無理だ〜。でもいつか見てみたい。

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