世の中の景気とテニスの周辺
世の中、景気が悩ましいです。
先日お客さんとテニススクールのレッスンフィーの話題に。
なんでも地域的に相場があり、1万円を境に高い安いと判断される
そうです。しかし、設備や内容、時間によっても条件が変わるので
一概に言えないとも思えます。
現在ではインドア設備で雨天中止がないスクールが人気ですね。
そこに空調完備やら施設が豪華できれいやらコーチ陣が充実など
加えていくと、高くても当然なのかも。
澁谷がコーチをしていた時代は割とテニスがブームだったこともあり
多くの人が気軽にレッスンに通ってくれました。いい時代でした。
そのころは1時間45分レッスンで次のラウンドまで15分休み。
今では1時間30分~20分だそうです。う~ん時間割がキツキツかな。
レッスンフィーはどのくらいだったかは覚えていませんが、コーチの
手当が有資格者(ライセンス保持か関東学生クラス)で2,000円くらい
だったと思います。時給換算で1000円以上ですね。
スクールビジネスが進んだ現在では、よりシビアになっているようです。
ネットで経済ニュースなどを毎日閲覧していますが、あるコラムに
興味深いチャートが掲載されていました。
所得と消費のバランスに関するニュースです。
それをみると、テニススクールに通える人は中流以上という感じです。
いや~、昔と比べるとすごくパイが少なくなっています。
それでもスクールに通えるのだから、それほど金銭的に困っている
層ではないでしょうが、今後のことを考えるとなるべく高くないところを
求める傾向があるようです。それがレッスンフィーの相場話。
景気がよくなってくれないと、趣味であるスポーツへかける消費が
減ってしまいます。これ以上中流以上の層が減るとどうなる?
テニス関連全般のビジネスに言えるのですが、内容よりも価格という
競争にはならないでほしい。
一度内容のレベルが落ちると再度上げることが難しくなります。
商業的にはデフレは歓迎できない現象ですねぇ。
気持ちだけでも上げていきましょう。景気はよくなるぞぉ!