ラケットを丸裸にすると
お客さんから旧作ラケットのレストアを依頼されました。
グロメット全交換、グリップレザーに変更ついでにサイズアップまで
仕上げた後にストリング張りまでのフルコース。
まずはフレーム本体から付属品をすべて取り外します。
グリップエンドと巻いてある素グリップ、グロメットを外した画がこれ。
痛んでいる部分を確認するために必要な作業です。
フレームの隠れている部分にヒビや陥没がないか、グリップの土台の
ハンドルやエンド部分に崩れや不具合がないか、などです。
今回のフレームには若干のヒビとグリップハンドルに空間穴が
ありました。これをちょいと直して、フレーム全体の汚れをきれいに
クリーニングして、塗装の修正を施してグロメットを装着します。
これでやっと張る準備ができました。
新品に近くなるまできれいにしてからじゃないと、気になって張る
作業が滞ります。
“ラケットを丸裸にすると” に対して3件のコメントがあります。
コメントは受け付けていません。
あっ、ヒビは直りません。
使えるように延命することはできますが、ヒビ割れが進行しないように
処置する程度です。
フレームのひびって直るんですか？
ひびが入ったら捨てるしかないと思ってました。
触りたくないくらい、汚くてボロボロだったのが・・・。すばらしい～♪
ありがとうございました。