グリップ加工

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今回はgo for it ! で行っているカスタムチューンについてです。
ショットのパワーアップやスピン量増大を狙ってフレーム全長を
長くしたものを「長ラケ」といいます。
通常の長さは約70cmですが、それより2インチ(5cm)ロングまで
長いモデルもありました。グリップハンドルの部分が長く作られた
ものなので、体からスイートエリアまでの距離が遠くなります。
ボール1個分ほど遠くで打つことになり、それだけ遠心力が効いて
同じスイングをしてもスピードとスピンが増大するわけです。
ところが体からの距離感は身にしみついてしまっているので
なかなか変えられない人もいます。最終手段で、あえてロングを
レギュラーに改造する必要もあります。
go for it ! ではこのようにカスタムします。
今回お客さんから持ち込まれたものはプリンスの「ディアブロ XP」。
レギュラーレングスを使っていたのですが、ハーフインチロングの
モデルを譲り受け、使ってみたらやっぱりダメだったそうです。
困り果てて「なんとかなりますか?」と相談されました。
土台を見ると切ることができるタイプだったので同じ長さになるように
1.4mmカットのカスタムチューンをすることに。
写真はもとの長さの違いと土台を切る作業の印をつけてセット
したところ。このあと専用ノコで切り落としました。
カーボンの粉が舞うのでマスクは必需品です。
幸いにも、重さやバランスがほとんど変わらずに仕上げられて
同じようになりました。よかったです。