ウイルソン スティング コンプリート

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前回のウイルソン「プロスタッフ」シリーズに続いて名器の
登場です。今回は「スティングシリーズ」が勢ぞろい。
変態シリーズばかりだとマニア以外の一般ユーザーには
引かれてしまうので、人気モデルで興味をもってもらおうと
試してみました(泣)。
当時のウイルソンのフラッグシップモデル「プロスタッフ」は
性能や素材にこだわった最高級モデル級の位置づけでした。
プロスタッフという名称は、アドバイザリースタッフであった
トッププロ達の意見を聞いて開発された経緯があります。
スティングはその下にランクされる競技モデルで、しなりの
プロスタッフに比べて、シャープ&ダイレクトな硬派ラケット。
学生プレーヤーはスティング派が多かったように思います。
使用プレーヤーの代表としてスコット・デイビスなどが
挙げられます。かっこよかったなぁ~。
写真左から「Sting LargeHead」約120平方インチ 690mm
16.5mm厚 Light(345g) G4 グロメットレスなのが特徴
初代「Sting Midsize」約85平方インチ 685mm 15mm厚
Light(340g) グロメットはナイロンストリップ
2代目「Sting Midsize」上記と同様 違いはダブルブリッヂ
最終代「Sting 2 Midsize」上記と同様 違いはPWS装着
いずれもGraphite 100%でエポキシレジン・コンポジット。
プロスタッフは16.5mm厚、ウルトラ2は17~22mmまでの
テイパー厚なので、最も薄いシリーズだったと思われます。
プロスタッフはケブラー、ウルトラ2はボロンを添加して
価格が高かったけど、スティングはグラファイトオンリーで
手頃な値段でした。
スティング2のみ、お客さんからの持ち込みで張り替えと
カスタム依頼品です。おおっこれはチャンスと即、撮影。
これで当時のスティングシリーズ完成。祝コンプリート!
その他の名品で「我こそは●●コンプリート所持者!」を
お持ちの方はご一報ください。
「故きを温ねて新しきを知る」ですね
スコットデイビス選手.jpg
若き日のスコット・デイビス選手

ウイルソン スティング コンプリート” に対して8件のコメントがあります。

  1. ta より:

    STINGといえば、クリス・エバートの元旦那のイギリスのNo1、ジョン・ロイドも使用してましたね。
    と言ってもキャリアハイ20位代後半程度の選手だったですけど。

  2. go for it ! より:

    個人的な質問はブログではなくメールでいただければ幸いです。
    ピングロメットは長さ・太さの種類があり、フレームの個所によって
    適合するものが違います。
    ジャストフィットしない場合もあり、多少加工を施して設置します。
    そのためにサイズをお教えするのが困難です。
    ご了承ください。
    当店にカスタムを依頼いただければ加工します。

  3. ビタミン より:

    はじめまして。もしよろしければ教えてください。
    私もスティング2の85インチを持っているのですが、同じくグロメットがありませんでした。ピングロメットのサイズ(太さ)を教えていただけないでしょうか。お願いしますm(__)m

  4. go for it ! より:

    スティングにレギュラーサイズがあったんですか?
    それは知らなかった(ラージがあるんだから不思議じゃないですね)。
    ぜひ画像送ってください。
    本体あればお譲りください。
    goforit@goforit-stringer.com

  5. まっつ より:

    スコット・デービスは身長が185くらいの長身を生かしたサーブ&ボレーの選手でしたね。生で見た振り子のようなバックスイングから繰り出すサーブは速かったですね。ストロークはコンパクトなスイングで、ボレーは柔らかいタッチでしたね。
    デビッド・ペイトは確かプロスタッフを使っていたんじゃないかな?
    ちなみに、自分が高校生の時はスティングのレギュラーサイズを使ってました。グラファイト100%のレギュラーだったので、打球感も相当硬かったです。真のコンプリートのためにはこの1本が必要なのでは? 連絡頂ければ、写真お送りします。

  6. あに より:

    もしかすると、ダブルスのパートナーだったデビッド・ペイトと記憶が混じっていたのでは?
    こちらはかなりのビッグサーバーでした。
    スコット・デイビス、確かに妙なサーブのフォームでしたねw
    とある資料があるので、明日ブツを受け取りにうかがう際に持参します。

  7. go for it ! より:

    あれっ?勘違いだったかな。誰と混じった?
    当店の外部スタッフに聞いてみました。
    サービスのトスに特徴がある選手で手のひらが
    上を向かずに、甲を天に向けた状態でボールを
    上げるという珍しいクセあり。
    ハードに打たなくはないけど、すべてはネットに付くためにプレーしていたらしいです。
    ご指摘ありがとうございました。

  8. うぃるそん好き より:

    スコット・デービスはハードヒッターではなく、マッケンロー2世と呼ばれたような柔らかいタッチ系のサーブ&ボレーヤーだったと思います。
    同じスタンフォード大出身ということもありますが。

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