選手は振動止め付けない:続編

ツアープロ選手のラケットを見ると振動止めを付けていない
ケースが多いです。
デ杯やフェド日本代表選手でも添田・杉田や森田・伊達と
やはり半数のプレーヤーが非装着。
プロ選手が使用しているラケットは市販モデルと違い、
もとから選手用バージョンとして別生産されていたり、
カスタムチューンされていたりします。
重く柔らかく(または硬く)作られていることが多いのです。
全体重量が350〜400gクラスになると振動があまりこなくなり
振動止めは不要になります。
また、ストリングを硬く張ると振動があっても不快では
なくなります。
いずれにしても振り切れる腕力が必要ですが、選手があまり
振動止めを付けていないのは「使っている道具が違うから」
という理由もあります。
付けることのデメリットはなんでしょうか。
それはどこに当たっているかが曖昧になるということ。
ツアー選手は長い間ホームに戻ってこず、大会を渡り続けて
いるために、調整はその大会での練習コートで行います。
その調整も時間が限られているので、知らずのうちに調子を
崩すこともあるでしょう。
その部分を嫌うプレーヤーの場合は、なるべくピュアな
打球感を求めるために、道具には厳しくなることもあります。
一般プレーヤーなら曖昧な当たりでも助けてくれる振動止めは
ありがたいですが、それに甘えるとどんどん調子を落として
しまう可能性があります。
付けている選手でも、そこは甘えずにしっかりとヒットする
調整はしているのです。
それでは付けないことのメリットはなんでしょうか。
振動止めはストリングのバイブレーションを阻害するために
ボールが飛びにくくなります。
失速する、伸びがないなどを感じる人は振動止めを外して
みると思いのほかよく飛ぶようになります。
スイートエリアでヒットすれば不快な振動は感じないので
振動止めがなくても問題はありません。
きっちりとボールをヒットする習慣もつき、技術の向上にも
役立ちます。
付けることがよくないのではなく、メリットとデメリットを
よく理解して、自分のプレーを向上させるために役立てれば
よいのです。
振動止めを付けている人は一度外してプレーしてみてください。
新たな発見があるはずですよ。

選手は振動止め付けない:続編” に対して1件のコメントがあります。

  1. Wavex AD2010 28"改 より:

    ラケットを替えてからすっかりご無沙汰しておりますがブログはいつも拝見させていただいております。
    振動止めを付けると打感が悪くなる感じがするので付けない派だったのですが、ラケットを替えてから打った時のピョーンという金属音の様な音が気になってキモニ-のサウンドバスターを使うようになりました。
    あまり打感には影響なく音だけがカットされたような気がするのですが、振動止めのタイプによって機能・効果の違いがあるのでしょうか?

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