名誉挽回伊藤竜馬 アルマグロ破る!

第5シードのアルマグロを7-6、7-6で破る大金星。
デ杯でのふがいなさをバネに臨んだ緒戦。
デ杯ではセットを追うごとにサーブが入らなくなり、
ストロークもネットが多くなって自滅した竜馬。
今日の伊藤はふっきれたテニスをしました。
得意のサーブは絶好調でサービスエースを量産。
ストロークはのびのび打てて左右に深く鋭く突き刺さりました。
力でアルマグロをねじ伏せた感があります。
2回戦はトミックを破ったツルスノフ。
日本を背負うのは自分だと、頑張ってほしいものです。
もうひとつは錦織と添田の日本勢同士の緒戦。
昨日の守屋の試合との共通点がありました。
競りに競ってファイナルに突入。
添田は左右に振り、錦織がそれをしのぐ展開。
勝敗を決めたのはシードプレーヤーの勝負勘。
様子を見ながらチャンスを待ち、ここぞというポイントは
逃さない、一気にギアをあげて奪い取りに行く。
錦織はランキングを「守る意識」が強いでしょう。
昨年末の躍進によってシード権を得たことによって、
大会でベスト8に進みやすくなった有利さは安定した
ランキング順位をキープできます。
そのおいしさを知っていると、そこから陥落はできない。
昨年並みの勝利がないと、今年のポイントを維持できないので
しっかりと負けないテニスをすることに終始しているでしょう。
それに対して添田は、いままで海外にでることに消極的だった。
しかし圭ができるなら自分だって、と奮起してランキングを
あげるための「攻めの意識」が出てきたはずです。
それが海外で錦織に勝つ機会ができ、今回の接戦にもつながって
いるに違いありません。
守屋同様、この調子を極めて小さな大会でいいから優勝を
することによって覚醒するはずです。
切磋琢磨していることにより、日本選手の活躍になっているのは
たいへん喜ばしいですね。

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