全英決勝はフェデラーVSマレー

駒を進めるごとに調子を上げてきたフェデラー。
途中のラウンドでは腰痛のためか精彩を欠く試合もあった。
マリッセ戦ではまともに強打ができずにかわすテニスに
終始して、つられてマリッセまで本来のリズムではない
状態になっていた。「おろっ?僕は打ちこんでもいいのかな?」
心の声が聞こえてきそうな戸惑いの表情だった。
準決勝ではそれが幻だったかのような素晴らしい内容。
ファーストの出来だけではなく、セカンドでも攻めていた。
リスクを背負っているのかと思うと、ダブルフォルトもしない。
弱点と狙われるバックハンドストロークで打ちあうことをせずに
フォアで回り込み、鮮やかにショットを押し込んでいった。
ジョコビッチの調子もいまひとつだったのは確かだが、それを
上回るフェデラーの自信たっぷりのプレーが印象的だった。
マレーはよくいえば安定している。しかし、決勝に向けて
けっして上り調子とはいえない。
これはホームのプレッシャーがすごいからだろう。
彼は相手だけでなく地元の期待とも戦っているのだ。
なんたって決勝に進出した英国人は74年ぶり。
優勝にいたっては76年前というから、英国人でも実際に会場で
目にした人はほとんどいないのではないか。
日本人の優勝は記憶にないなぁと思えるジャパンオープンでさえ
初回の40年前に坂井VS九鬼で日本人同士決勝。
翌年はローズウォールVSニューカムになり、ほとんど日本人の
活躍できる大会ではなくなってしまった感がある。
もっとも古い全英ならさもありなん。
下馬評は圧倒的にフェデラーだろうが、判官贔屓でマレーに
勝たせてみたい。テニス業界年間トップニュース間違いなしだ。
今年の全英は波乱続き。一説によると天井がしまると何かが
起こるなんてことも…(笑)。雨男大挙して押し寄せてみよ!

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