デ杯韓国戦 1日目

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初日は2勝をあげて王手。
伊藤は危なげなくストレート勝ちしたが、添田が大苦戦。
チャレンジャーまわりをしている格下相手に2セットを
すんなり取られ、3セット目も微妙な競り合い。
しかし自分を失わずにペースを変えながら3セット目を取り
その後はリズムをつかんでフルセットで振り切った。
相手はスーパーショットはないが、基本に忠実なテニスであり
よく練られた作戦で添田を苦しめた。
バックのスライスは深く、ミスをほとんどしない「安定性」。
添田が不用意なクロスを打つと、カウンターでストレートの
ダウンザラインを決める「待ち構えの姿勢」。
ここぞというポイントでは添田が予想していないショットを打ち、
気持ちを盛り上げさせない「裏をかく工夫」。
いわゆる指導者がさせたい理想テニス。
しかし苦しまされてもランキング100位以内選手はさすがだ。
マッチポイントを握られても、そこから挽回できることを
信じていた。なにより観ているこちらも勝ちを信じられた。
さいわい相手が5セットの大会経験があまりなく、後半は足が
動かなくなり、ペースを変えるバリエーションもなかった。
テクニックよりもまずフルセットを戦い抜く体力と精神力が
トップ100ツアープロなのだろう。今回の相手をみると、昔の
勝てなかったころの日本選手とイメージがダブる気がする。
世界での経験がものすごく大切な財産なのだと実感した一戦だ。

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