わわっ、フェレールがバボラを使用しとる

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全豪での2回戦。
これを現役最後の試合と位置付けたレイトン・ヒューイット。
ウエアもラケットもこの試合用に特注したもの。
名選手も30代になると徐々に引退していく中、対戦相手の
フェレールはほとんど同じような年齢ながら元気である。
ヒューイットの雄姿を目に焼き付けようと観戦した試合だが
それよりも目を引いたのがフェレールのラケット。
プリンス契約選手として最後のビッグネームである彼が
握っていたのはなんとバボラ!
えええ!
ステンシルが入っていないので、本契約ではないかも
しれないが、これは大変なことだ。
その昔、プリンスがテニスを変えてきた。
デカラケがトップスピン全盛時代を生み、
長ラケがスピードと回転量を増やす、攻撃的な
スタイルを促した。
それ以外にもフレームに内蔵された振動止めや
グリップの土台にゴム素材を入れたり。
大きなグロメットや逆にグロメットを無くしたり
大きな穴を開けたり。
フレームの厚さを一部だけ大幅に変えたり、
2枚を貼り付けたフレームを出したり…。
アイデアはプリンスが初出ではなくても、
当時のトップメーカーが率先して製品化することで
テニス業界は活性化したのである。
プリンスラケットがもっとも似合うフェレール。
彼が去ったとしたら、もはや時代が変わったことを
理解せざるを得ないと、わたくし澁谷は思う。

わわっ、フェレールがバボラを使用しとる” に対して2件のコメントがあります。

  1. go gor it ! より:

    準決マレー戦ではステンシルが入りました。
    契約決定ですかね。

  2. 310gのEZONE DR 100 より:

    海外の掲示板では、前から話題になってましたね。同じところに、キリオスがWilsonということも書かれていて「やっぱり、YONEX切られたか。。」と思ったのだけど、こちらは違ったみたい。。(笑)

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