「よい張り」とは、なにか?を考察する その2
●ストリングがずれない
打つとすぐに糸がズレて、そのたびに直さないといけない。
ちょっとめんどくさいですね。
ナイロンやナチュラルは多少ずれやすい傾向はありますが
ポリエステル系でずれるのは論外でしょう。
ずれてしまったところはスイートエリアも変化してしまい
妙に飛びすぎたりスピンのかかりが悪くなったりすることも。
面の安定性も低下している可能性があります。
ずれて戻らないということは、ストリングに溝ができると
いうこと。つまり切れやすくなることに直結するわけです。
打つ面を決めている人は一定方向にずれることはありますが
あちこちにぐにゃぐにゃとズレてしまっているのは、
張りの強さが均一ではないという証拠です。
その場合は飛ぶところと飛ばないところが混在して、
コントロールしずらいはずです。
なんとなく使えているから問題ない?
それは前回でも言及した「自己調整して我慢」ですよ。
自分のベストショットではないのです。
ずれにくくスイートエリアが安定している状態。
ストリンガー澁谷はそんな張りが「よい張り」だと思います。