スピンサーブ練習器
スピンサーブのマスターをしたのは大学生の時。
まだウッドレギュラー全盛の時代だったので、メジャーな
ショットではありませんでした。
以降、プレースタイルはこのショットによって組み立てを
してきました。アイドルはエドベリ(古い〜笑)。
澁谷が取り組んだ方法はベースラインに横向きに片膝をつき
そこからなるべく高いところに向けてネットを越えるように
サービスボックスに打ちこむという練習。
コツは腰のひねりを使うことと腕を高く挙げていくこと。
下半身が固定されているので、トスの位置がものすごく
限定されています。
トスの位置は頭の上からやや後方で、すこし背中側にすると
反り掻き上げるようにボールをこすれます。
スイングのフィニッシュは体に巻き込まないように離して
いきます。そしてそこからリストを逆にひねり開きます。
スピードよりも回転量重視で、キュルンと音がするように
打てれば、きれいなスピンがかかります。
感覚が理解できたら、今度は立ちあがって打ちます。
下半身の固定をそのままに弾道は同じようにうちます。
すなわち立ち上がった分だけ高い軌道になります。
ネットよりも2m以上高いところを通過するのが理想。
そしてさらに腰をひねり、膝を沈めてから伸びあがることで、
インパクトの時間を増やし、スイングの軌道を下から上へ
大きくすることを練習します。
イメージとしてはサービスボックスをアウトする軌道を
回転で戻していく感じ。
小柄な先輩の頭の上を通過するセカンドを打てた時は
「やった!」という喜びがありました。
今回紹介する練習器はリストワークを学べるもの。
マスターしたときに気付いたのは、リストとラケットの
角度は90度くらいにしてボールをひっかけるとよいこと。
そうするときれいに回転がかけやすい。
そのコツをつかむのに最適なグッズです。
ラケットとリストを結束するバンドが角度を作ってくれます。
ご希望の方にはお取り寄せします。
ご購入の方には澁谷のスピンサーブのコツも伝授します(笑)。
スピンサーブマスター
2,800円