昔のラケットのバランス調整法

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昔のラケット製造の現場で行われていた過程では…。
フレーム本体を作った後にグリップ成形します。
出来上がったものは重さやバランスをチェックして
適正範囲内にある製品だけ完成品として通過できます。
修正して範囲に収まるものはおもりをつけて調整します。
写真のようにグリップの樹脂に穴開けて鉛を挿入する方法や
樹脂内に金属片を混合する方法、または鉛のテープを樹脂の
上に貼り付ける方法などが見られました。
最近の製品はあまりバラつかないように製造しているのか
鉛の後付けは見かけなくなりました。
今でも鉛後付け方法はお店でのバランス調整で行われて
います。
明日は定時であがります。よろしくお願いします。