フレームが折れる時
ラケットによっては折れやすいモデルが存在し、使用や張りに注意が
必要です。折れやすいものをメーカーが作るわけもなく、特徴を
出そうと耐久性を犠牲にしていることが多いのですが、個体差もあり
必ず壊れるわけではないのが悩ましい問題。防止策を施すのみです。
さて、どのように壊れるのかを見てみると…。
結構盛大に壊れてしまった状態がこれです。
バンパーに隠されている部分なので割れや折れ、ヒビなどが発生しても
すぐにはわかりません。チェックポイントはフレーム内側に出ている
グロメットの筒の長さ。通常1、2mmくらいですが陥没し始めると
それ以上の長さが出てきます。5mmくらいまで伸びるとはっきりと
わかります。そのときはもはや完全に壊れているといえます。
バンパーを外してみると…。
はっきりと折れてしまっていますね。
スカッシュラケットは壁をこするショットが多いスポーツなので
バンパーが透明なもの(または白)が付いています。
ヒビがすぐに判明するので助かります。テニスもクリアバンパーに
したらわかりやすいと思いますが、擦り傷や泥汚れが目立ってしまうので
黒なものがほとんど。
もっとも折れやヒビが治るわけではないので、初期段階で判明しても
手遅れなんですが(泣)。
Mです。こんばんは。
折れやすいラケット…というので、ふと、大昔に使っていたミズノのラケットを思い出しました。打感が柔らかく、とても気に入っていたラケットで、確か、CX603とかいう名前だったと思います。(デザインは、ゴールドに黒い縞模様だったと思います。リサ・ボンダーが使っていたラケットです。)
とても気に入っていたのですが、とにかく壊れやすいラケットでした。私は、ボールに回転をかけないのでガットはほとんど切れないのですが、ラケットそのものは1年以内に壊れてしまいました。(地面をたたいて壊れることもありましたが、ボールを打って壊れたこともありました。)
壊れる瞬間は、なんというか、ぐしゃっという感じで、クランチチョコレートを負った時のような感じ(?)だったように思います。
柔らかい素材とラケットの耐久性は、なかなか両立しないのかもしれませんね。