死語の世界
「いの一番」に挙げられるのはなんでしょう(笑)。
「えもんかけ」って使わないよね〜といったら、呉服関係じゃそれが
正当だから死語じゃないっ!って叱られましたっけ。「ギャフン!」。
「さわらぬ神にたたりなし」「くわばらくわばら」…。
じゃ「おしゃまさん」は?「おじゃま虫」はぁ?
「バックしゃん」「ハクい」はおねーちゃんを表す表現。
「タッパがある」「とっぽい」とかは男子によく使われました。
「チョンガー」や「たんべ」は朝鮮語由来らしいですが。
エロい言葉では「ベラカミ」。これは検索してもなかなかでてこない。
「おちゃのこサイサイ」と、すらすら出てくるのは「小生」が
おっさんだからに違いないのですが、本日同世代のお客さんが
悩んでいたのが「塩梅(あんばい)」という言葉。
疲れて具合が悪そうな人に「あんばい、どう?」と聞いたところ
意味が通じなかったらしいです。
もともと塩や酢の加減がよいものを塩梅(えんばい)と言い、本来具合よ
く仕上げる按配(あんばい)という言葉と混じったことであんばいと
読まれるようになったとのこと。
体調の具合を意味するようになったのは近世らしいです。
澁谷は塩梅を具合として使いますが、年齢的にわからなそうな人には
使いません。まぁ、一種の同世代言葉が死語なんですかねぇ。
かっこの言葉が全部わかるという方、ぜひお友達になりましょう(笑)。