大人の真似
「ノンアルコールビールを未成年に販売してもいいか」という
話題があります。メーカーは「成年向きとして開発」として
缶にもその表記が赤字で掲載してあります。
別にアルコール入っていないのだから問題ないでしょ?という声と
いやビール的なものだから問題ありという意見もあります。
コンビニ各社でもセブンイレブンはメーカー尊重で不可に対し
ローソンは可として販売しているようです。
昔あったタバコ型のチョコレートはOKだったのになぜ?
たしかにそうですね〜。
子供のときは早く大人の仲間入りをしたいので、真似して
代用品をいじったものです。
猿と人間の違いはなに?というお題では「すぐさま真似すること」が
ポイントらしいです。
脳味噌の発育が同程度の猿と幼児では、他人がやっていることを見て
すぐに真似て同じことをするのが人間であるというレポートがあります。
そこから真似からさらに発展の機会があるというのが、脳味噌の発育に
大きな違いになっていくのでしょう。
さて、スポーツではどうかというお話。
テニスを始めた動機というのは「親がやっていた」「周りの子供が
やっていた」「TVなどメディアで見る機会があった」などでしょう。
特に幼少期からスタートする動機の多くは親でしょうね。
真似てそこから発展というケースではあっという間にのめりこんで
親を抜き去る話をよく聞きます。
澁谷だってテニスを始めたきっかけは父親。
中学の部活を決めるときに、なにげなく聞いた父親の部活話。
じゃ自分もテニスやろうかな〜となにげなく入部。
そこからここまでテニス畑どっぷりとは…。親もびっくりでしょう。
子供は良くも悪くも真似をするいきもの。
そこで正しい道を示すことが大切。間違ったものは自分がしないことで
「見せない」のがよいのではと思います。
子供は親の背中を見て育つ、とはよく言ったものです。