ウイルソン BLX

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N シリーズ、K シリーズときて新たにウイルソンが投入したシリーズが
BLX という新素材を採用したフレームです。
BL とは玄武岩(BASALT)を繊維に加工したもの。
X とはローマ文字の10 を意味するもの。
合成してできた単語がBLX 。
バサルトファイバーは従来フレームに使用されていたグラスファイバーや
カーボンに代わる素材としてウイルソンがいち早く採用。
これをKで使用したグラファイトに添加して編んでいます。
現在検索をかけると脚立やマットなどに採用されているくらいですが
今後他の製品にも使用される可能性があるようですね。
日本や中国などで採取される火山にある岩石なので入手が容易。
さらに燃やしても有害物質を排出しないというエコ素材らしいです。
エックスの文字の10 の由来は、フレームの形状 ×3、グロメットの
スタイル ×3、フレーム厚 ×3 が存在している+バサルト素材の
合計10 要素でラインアップしているかららしいです。
まぁ難しい話は読んでもらえないので、BLX シリーズの中で
一番プロモデルらしい製品を紹介。
デルポトロ使用モデルとして注目されているPRO.TOUR 96。
一緒に写っているのはK6.1 の95 ですが、目の細かさがハンパない。
ストリングの空間がものすごくツマっています。
「デルポトロの爆発力を制御するためのギア」というキャッチコピー
からもわかるとおり、相当力がないと飛びません。
一般のプレーヤーなら、ストリングは1.20mm 以下でテンションは
45 ポンド以下からスタートすることがおすすめ。
当店で張るなら、それでもまだハードだと思われます。
コーチをしている常連さんは最終的にテンション43、球飛びよくする
張り方のため横糸は20%下げて張って、やっと使えるようになりました。
ピュアドライブを55 で飛ばな目に張ってた人がそれじゃぁねぇ。
彼はBLX シリーズのグリップエンドキャップがずんぐりしていて
気に入らない、とわざわざN シリーズのキャップに交換しました。
われこそは力余っています!という人は試す価値ありますよ(笑)。