澁谷張り「面圧管理」

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go for it ! だけが処方する張り方のご紹介です。
今回は「張りあがりの面圧管理」です。
普通のお店では、「●●ポンドで」といってストリングを張る強さを
指定して張り替えを依頼するわけですが、それって同じ固さに
仕上がっていますか?
「そういえば同じテンションで頼んでも固かったり柔らかかったり」
それは仕上がりに責任を持たれていないからです。
ほとんどのお店では「●●ポンドで」と指定されれば、偽りなく
その数値にマシンの目盛をセットして張ります。
確かに「●●ポンドで」張っているのですが、腕のいいベテラン
と下手な新人では同じマシンで張っても固さに違いがでます。
でも、その数値で張ったんだから問題ないでしょ?と考えて
いるわけです。
しかし、お客さんが求めているのは「前回と同じフィーリング」と
いう現実であって、「同じ数値で張った」という事実ではないのです。
そこでgo for it ! では開店からずっと仕上がった面圧を測定して
次回も同じ固さを実現できるように心がけています。

写真は愛用している面圧測定器です。
国内で行われるほとんどのツアーでオフィシャルストリンガー
(選手のラケットを張り替える仕事)を務めるゴーセンのブースで
使われているモデルで、コンパクトでありながら正確に面圧を
デジタル表示できます。
面圧の測定器はいろいろなメーカーがあります。
お店はどれを使用しても継続してデータを取っていけば同じ固さを
提供することができます。
ところが、面圧を管理しているお店は全国でも数えるほどしか
ありません。
それだけストリンギングに関しては真面目に取り組んでいるお店が
少ないことを示します。
テニスショップ=ラケットフレームとグッズを売るお店であり、張りは
サービス程度に考えられているようで残念ですね。
だから当店だけでも真面目に取り組もうと考えて営業しています。