棚卸

毎年、G.W.のあとは棚卸が待っています。ただいま奮闘中です。
年間に張る本数と同じくらいのストリング在庫があります。
テニスのストリングだけで350種類あるのですから、全部を毎日
日替わりで試しても約1年かかる計算(笑)。在庫は2,3張りしか
ありません、というわけにはいかない。だって同時に3本くらい
張るお客さん多いんですから。
ストリングの発注単位は1箱で、10または12張り入っています。
常にそのくらいの在庫を持ち、片手で数えるくらいになると注文。
これは通常のテニスショップとしてはかなり多い数です。
そのため、担当税理士さんからいつも怒られます。
「もっと減らせないのか!」
「すんまそん、売れないものでも特徴があると可愛くて…つい」
「商売をどう考えているの?」
「う~ん、趣味ですかね」
「……」税理士さん頭抱えます。これが毎年行われる会話(笑)。
年間で1張りくらいしか売れないモデルが結構あります。
種類を絞れと言われれば、たぶん30モデルくらいで済みます。
売れ筋だけを展開している普通のお店がそのくらいでしょう。
なんで一般的に売れないと思われているその他の300種類も
用意しているのか、と言われればそのモデルにしか出せない
個性があるから。
「この個性はあのお客さんに合うかもしれない」と思って在庫。
「将来、あのお客さんのプレーが育っていけばこれが必要」と
イメージして、在庫。お客さん専用の道具を完成させるためには
このストリングが必要となるからです。だからは市販されている
ほとんどのモデルを在庫しているのです。
「あなたにだけ合うモデルがあなたを待っている」
go for it ! に来ればベストストリングをご用意できます。