昨日のNHKの卓球番組

日本が卓球大国に勝つ方法を検証する関根勤の番組〜。
これが大変興味深い内容でした。
プレイスタイルがミス待ちに徹するカットマン(シコラー)と、
とにかく台にベタ詰めて展開を早める速効(ネットプレーヤーまたは
ライジングカウンター)に分かれるなんて、テニスと同じ。
そして最近ではその双方を合わせ持った万能型が登場しているとか。
トップ10の大半を中国勢が占める卓球で、他国が勝つためには
とにかく中国選手を精神的に焦らせて崩すしかないそうです。
勝って当たり前と思っている彼らの油断を突いて、力みを誘うことで
中国勢を抑えてトップにいるドイツ人に注目していました。
中国の強さは個人ではなく国家としての取り組み。
幼少の選手を大量に指導して能力があるエリートを輩出するだけでなく
他国の有力選手を徹底的に研究、弱点をあぶり出して攻略法を対戦する
中国選手に伝授するそうです。
他国選手をコピーしたダミープレーヤーの存在まで噂されています。
テニスもここまでやられたら中国最強になる可能性ありますねぇ。
ラケットについても選手は語ります。
勝負の70%はラケットで決まる、とまで。
自分のラケットでも煮詰めてない状態なら格下にあっさり負けると断言。
他競技を深く知ると、自分の競技のヒントになりますなぁ。