張り替えのサイクル
張り替えっていつするのがいいの?切れてからじゃダメ?
人それぞれ張り替えに来るサイクルは違います。
go for it ! は昨年10周年を迎えましたが、スタートしたころに張った
お客さんが「久し振りです~」と笑顔で張り替えに来ました(笑)。
テンションシールを見ると本当に10年モノ。ずっこけました(死語)。
「だってここで張ったら切れないんですもの~」とニコニコ。
う~ん、長持ちするのも考えものだなぁ…。
ストリングは切れなくても張り替えしましょう!
50ポンドってポンドで表わされているからピンとこないでしょうが
グラムにすると22.5キロなんです。お米の10kg袋が2つ以上ですよ。それが糸の先に引っかけてぶら下げた強さ。そんなの手で持てない
ほどの重さです。どんなに丈夫なストリングでも伸びちゃいますね。
そしてボールを打つと驚くほどの負担がストリング面にかかります。
1日に何百球打っているのでしょうか。それが何回も積み重なれば
それだけ早くストリングは伸びきります。時間の経過による劣化は
最長保って100日というデータがあります。張って「使用しないで」!
放置した計測実験で、3か月経つとそれ以上伸びなくなる限界点に。
この時点で反発力などの性能は失われます。使わないでもですよ。
さらに打った回数や受け止めた衝撃の大きさに比例して劣化します。
使えばそれだけ100日よりも早く限界点に達するのです。早い人で
1か月。プロの選手は大会中は「1日」!で張り替えます。
劣化すると
「う~ん、なんか打ち味悪くなったかな?」
「あれっ、ショットにキレがなくなった??」
「えっ、決まるショットが決まらない!」
「ガーン、以前より受ける相手が苦しそうにしていない! !」
と感じるはずです。思い当たりませんか?
もうオートマチックに、3か月で張り替えするのが正解です。
日本には四季があるので、その季節ごとに最適な状態に調整して
3か月ごとに張り替えるのがベストサイクルです。
3月は春のシーズン=張るシーズンです。←今しか使えないネタ…