変態ラケット
お待たせしました~。マニア待望の変態ラケットコーナーです。
澁谷を含めるほんの一部の人たちのために、非難を浴びようとも
続けます。ええ、延々と登場させますよ。覚悟おしっ!
なんたって200本近くあるんだから(笑)。
今回登場するのはダンロップ「MAX PREDATOR」。
マックス・プレデターはたぶん1995年以降の発売なので、約10年ほど
前のモデルです。それほど昔じゃないのですが、すさまじいほどの
思い切り良さが満載ですよ。
まず、フェイス面積。表示がないので正確には不明ですが、
隣に並べてあるK BLADE TOURが93平方インチ。
おっ、大きいです!たぶん120くらいあります。
そして長さ。73cmあります。通常よりも2インチロングかな。
重さは張りあがりで270g、バランスは驚異の40cm!
とにかく規格ギリギリでラケット作ったぞー、というシロモノ。
加えてその形状がまたユニーク。
スイートエリアを最大限にトップに近づけるための扇型で、
先端は真横にまっすぐ揃えてしまう。すっごいですね~。
もはや合体ロボがラケットに変身したのかと(笑)。
フェイスの広さはスイートエリアの広さに直結します。
このくらい大きいと、ほとんどミスがしない気がします。
長さはパワーアップとスピン量を増やしてくれます。
軽さとバランスはスイングスピードを増やします。
スイートエリアの位置は、フレームの横幅が一番広いところに
出やすいです。扇型は限りなく上に存在します。
打ってみました。これがまた…
すごい球が飛びます(爆笑)。
回転もやたらかかるし、スピードも速いすごく伸びるショットになります。
ボレーも遠いところ高いところ、楽勝に届きます。
使い方のコツはなるべく体から遠いところで打つ。ゆっくり振る。
それだけで信じられない打球がすっ飛んで行きます。
試合で使うというより、遊びで使うタイプ。
だけど、相手から反則だ~!といわれるほどのショットが打てます。
これは楽しいラケットでした。