冬の張りはややゆるく
この時期ボールが飛ばない気がしませんか。
思い当たる人はすぐ張り替えにおいでください。
張ってから半年以上経過していて、ストリングの寿命が来ているの
ならもちろんですが、この時期はボールが飛ばないのです。
それは気温が低いから。
およそ10度くらいまで下がると顕著に飛ばなく感じます。
地面にボールを落としただけでも「はねないな~」と感じている人も
多いことでしょう。飛ばないのはボールだけではありません。
ストリングもフレームもしなやかさを失います。
ホールドするというより、壁に当たってボトンと落ちるがごとく
ボールとラケットがぶつかったという印象でしょうか。
さらに、芯まで温まっていない身体も動きは本調子ではないでしょう。
ウエアの着込みすぎで体の動きも良いとは言えません。
気温の低さはボールを飛ばす全ての条件で悪い方向に影響します。
この時期の張りはベストシーズンの春秋に比べて気持ちゆるく
張ることをお勧めします。だいたい3ポンドくらい下げればOKな感じ。
またはストリングを今までより少しだけ飛びのよいモデルにするとか
手ごたえ変えずに球飛びだけよく張るとか、ぜひご相談ください。