ラケットボールのグリップ

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ラケットスポーツの中で、ラケットボールのグリップだけ
ちょっと特殊です。段差がなく全面がフラットです。
グローブを着ける関係か、素グリップだけでプレーする
ことが多く、その素グリが「巻く」のではなく「被せる」
タイプです。ゴム風の筒状になっている製品を差し込む。
フリクショングリップという類で摩擦が強いのが特長。
今回交換の依頼を受けたので調べてみると…。
ほとんどのメーカーがアメリカにあって、日本では
正規代理店があっても商品の流通がない状態が多い。
純正交換パーツが入手できません。
ちゃんと活動している唯一かもしれない代理店、
プロケネックス扱いのPKウエストさんがパーツを
発売していたので取り寄せて交換しました。
たぶん適合するであろうとお気楽な気持ちで…。
    とんでもなく大変でした。
純正ではない弱みか、フレーム土台にまったく差し込めない。
グリップエンドがでかいので、これを外さないと無理だな。
外してみたが、それでも全然差し込めない。細すぎるぅ。
ゴム風なので熱湯に入れて柔らかくしたら入るかな?
全然伸びません(泣)。
こうなったらとにかく引っ張って被せるしかないか…。
ああ〜伸びないゴム風なので引っ張る部分がわずかじゃん!
ぐいぐい引っ張っても1mm移動するのがやっとです。
そうこうしているうちに半日が過ぎました。
腕は筋肉痛になるのだが、半分越えたくらいでギブアップ。
夜になったら常連さんが張り替えにおいでになりました。
「助けて〜」
パワーあふれる小林さんが汗かきながらグイグイと引っ張り
30分ほどで一番上まであがりました。
ありがとうございました〜。
なんかうまい方法考えないといかんな。