ラケットボール
全長は短いけどフェイスの大きさはテニスと同じくらいなラケット。
これはジュニア用ではなく、ラケットボールというスポーツのもの。
アメリカで生まれたスカッシュみたいな壁打ち競技です。
機能や効果が最も優先される考え方のアメリカならではの
変態チックなフレームがいっぱい発売されています。
これはフレームの外側にストリングが渡されず、フレーム内側で
ループする設計。
空気抵抗が少なくすむという効果があるのでしょうか?
フレーム先端でスイートエリアが最大になるようにテイパー状に
ストリングが広がっています。
強弱を強調するために、手元に全部集めてそこも穴に通して
ループするという徹底ぶり。
ストリンガーに対する挑戦か?どうやって張るか考えてみろ、と。
…すみません、教えてください(笑)。
ヘッドを扱う日本代理店に聞いても「扱いがないのでわかりません」。
ええい、なんという役立たず。もうええわい、ネットで調べる。
英語のサイトをあちこち調べて出てきた資料で、やっと正しい張り方を
探し当て、仮張りをしてみました。
ある程度は予想できた張り方ですが、お客さんへの提供には間違えが
あってはいけないので、確実な情報を求めて奔走。
ふぅ、やり遂げた。満足満足♪
ラケットボールのメジャーなメーカーはプリンス系列のエクテロンや、
ヘッド、プロケネックスなどがありますね。
イーフォースもその中のひとつ。比較的新しいブランドらしいです。
日本ではマイナースポーツで、昔は吉祥寺付近にもスタジオがあったり
しましたが、現在では都内でも数か所しかないそうです。
ご苦労されたラケットボールラケットは、EーForceというブランドではないでしょうか?
元小生の部下が今、開発から生産、出荷まで管理しており、台中の小リッチマンとなっていますよ。
残念ながら、小生よりよっぽど人生成功者です。