フレームの壁の厚さ

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フレームの軽量化を進めると、削れるところは徹底して削っていきます。
そうするとフレームの壁の厚さを薄くすることに行きつきます。
本日フレーム加工していたときにいい機会だったので撮影。
グリップのエンドキャップを外している状態です。
左の重量をそれほど気にしていないタイプでは、グリップの太さを設定
するために樹脂を盛っています。グリップ太さにかかわらず作れるので
フレームの金型はひとつです。盛りはエポキシ発泡樹脂ですからそれほど
重さはありませんが、それさえも削るとしたら樹脂なしでいくしかない。
そうしてたどり着いたのが、それぞれのグリップの大きさで型を変えて
樹脂を盛らないで作るフレーム一体型。右のタイプです。
壁の厚さがものすごく薄い。1mmないくらいです。
カーボン繊維や工程が進化したので、強度を高くできてこの薄さが
できるようになったのです。
がんばってますねメーカーさん。