ドレスコード

スノーボードの國母選手の服装&会見の問題が世の中を騒がせて
いますが。スノボはアメリカ発祥で、特にフリースタイルはいかに
観客にウケるかがポイントのスポーツなので、彼の言動には理解
できる、いや国代表なのだから許せないとごたごた…。
テニスでも服装に関してはいろいろありますね。
基本は「対戦相手」に対して敬意を表し、正々堂々と戦うために
不必要なものは付けていませんよ、とするマナーだと思います。
テニスで正装とされる服装は時代によって変わってきていますが
その時代における相手に失礼ではない格好であると感じます。
ちょっと前では男子は開襟シャツと短パンが正装でした。
色は白であることが世の中に好まれました。
それをかたくなに守っているのが伝統を重んじるウインブルドンですね。
堅苦しいと思う世の中になってきたのは時代が変わったのでしょう。
対照的に、斬新なのがいいじゃん!のアメリカではウエアは自由。
これテニスウエア?と思うほど新しい発想でウエアを着こなします。
最近では襟がないTシャツ型やタンクトップ型も普通になってきて
います。いつから襟がなくてもよくなったか。お初でやったのは
どこのメーカーで誰が着用したのかはわかりませんが。
初めは「練習のときに着るのはかまわないけど、公式戦では
どうだろう?」と思っていましたが、それほど問題にもならずに
すんなりと襟付きシャツを着なくてもOKになっていきましたね。
ウエアに関してコンサバでちょっとクラシックなテイストにも
興味があるのがフェデラーかな。去年のジャケット風ウエアで
コートに登場したのは驚きましたね。
それに対して先進的なファッションなのがライバルのナダル。
このあたりもプレー以外に見て楽しめるポイントです。
まぁ、ドレスコードは守って大人。くずすのはTPOをわきまえて。
くずして競技で弱ければ格好悪いってことですかね。