トアルソン「冬アスタリスク」「冬デビルスピン」
先日予告したトアルソンの新製品の詳細です。
担当営業に根掘り葉掘り聞いてみました。
ストリングを仕上げる際にストレッチして伸ばす過程があります。
伸ばすことにより緩みをあらかじめ取るための加工です。
伸ばすと糸は細くなります。
1.25mmの直径にするためには、それよりも太い物を用意しておいて
伸ばされたときに適正な太さになるように計算されています。
今回の冬バージョンはその「伸び」加工を少なめにしたモデル。
1.25まで細くしないので、製品は1.27mmになります。
糸を伸ばし切っていないために、従来モデルよりも柔らかい打球感。
それに加えてたわみ(ホールド)も増えるためによく飛ぶ感触に。
冬は温度が低いためストリングが硬化して、打球感が固い印象になり
たわみも減って球飛びが悪くなります。
それを緩和するための工夫なのですね。
ZIGZAでも似たようなコンセプトがありましたね。
ジグザグにすることによってストリングが伸びる余裕を持たせておく。
最近のトーアの開発テーマなのでしょうか。
近日中に入荷しますのでご期待ください。
<ASTERISK 127>基本的にはASTERISK 125と同じ
素材:ナイロン
構造:モノマルチ系(異弾性複合コア)
色目:ナチュラル・ピンク
価格:2,000円
<DEVIL SPIN 127>基本的にはDEVIL SPIN 125と同じ
素材:ポリエステル
色目:ブラック・レッド
価格:2,400円