テニス論
本日夕方に来店された複数のお客さんと交わしたテニス論。
テニスは「うまくなりたいなら人の真似をすることが大切」。
「強くなりたいなら人の真似をしないことが大切」という話。
つまり、きれいに打ちたいとかあんな球が打ちたいとか、
お手本になるイメージがあるなら、それを忠実に再現できるように
練習すればいいのです。
自分のものになればうまくなったと感じれるでしょう。
それに対して強いというのはズバリ勝負に勝てること。
これは人と同じでは勝てません。
だって対策がたてやすいじゃないですか。
「よくあるショットだよね」と読まれてしまいます。
これはコピーとオリジナルの関係です。
オリジナルをコピーすればオリジナルに近づきます。
しかし、永遠にオリジナルと同じではない。
オリジナルと対戦してもコピーは勝てないのです。
コピーが勝つにはオリジナル以外のところで自分らしさを
持つこと。そうすればオリジナルと違うものとなります。
いかに人と違ったオリジナルを持てるか。
そしてそれが相手に通用する効果があるか。
簡単にマネできないオリジナルなら、それを前面に押し出して
突き進むのみです。
文章ではちょっと抽象的でわかりにくいかもしれませんが、
来店したお客さんたちは大きくうなずいて「よ~し!」と
鼻息荒く帰って行きました(笑)。
テニス論語りたい人はどうぞおいでください。