テニスエルボー対策 その2から4
ボールヒットしたときにストリングが震え、それがフレームに
伝わります。
必ず振動はありますが、それが不快な衝撃となるかどうかは
張り方によって変わります。
同じストリングを同じくらいの固さに張ってあっても、技術の
差がある張り手ではずいぶん印象が違うものです。
どのストリングでもそんなに違わない、と思うならそのお店の
張り技術がちゃんと性能を引き出していないということ。
微妙な差がわかるように張ってこそ、ストリングの特徴を示す
仕上がりだと思います。
go for it ! のラケットでのエルボー用スペシャル対策
その2「張り方で不快な振動をさせない」
均一な張力を与えてストリングの振動周波数を揃えるように
すれば快適な振動に感じます。これがエルボー対策の張り方。
さらに糸を止める位置でも効果を向上させます。
均一な張りができるストリンガーはそれほど多くありません。
他のお店より打球感がクリアだ、雑味がないと感じている人は
幸せです。そのお店をひいきにしてあげてください。
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その3「振動止めを最大限に活用する」
振動を止める効果が高い振動止めはワームと呼ばれる横長の
タイプです。止める効果はつけた周辺だけなので、普通に
フェイスの手元につけると先端では効果がうすいです。
ところがミスショットはほとんど先端で打った時。
そこで結ぶタイプのチューブを先端に配します。フックが
ないので打ち損じたときでも壊れないし、重量も少なくて
バランスを崩しにくいです。
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その4「振動吸収性が高いストリングを選ぶ」
振動がすばやく収束するのをうたい文句にしている製品は
多くありません。
「エルボーになった人向き」記載の思い切ったパッケージ
なんて見たことないでしょ?
しかし、比べてみると明らかに振動が少ないモデルは
数は少ないですが存在します。
これはストリンガーが自ら試してみないとわかりません。
カタログやセールスマンの説明は都合よいところだけに
なりがち。メーカーを飛び越えて比較テストをして初めて
ストリングの性能差がわかります。
フェイス部分でかかった金額は約4,000円+張り代。
グリップ部分に合計すると約9,000円です。
前回のグリップ+フェイスまで行えば、はっきりと違う
ラケットができあがります。
テニスエルボーで困っている人、再発しないようにしたい人。
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