テニスの王子様で破産?

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最近「ミュージカル・テニスの王子様」で破産しそうな人が増えて
いるそうな(笑)。ほんまでっか?
なんでも漫画「テニスの王子様」でもなくアニメ「テニスの王子様」でも
なく、ミュージカル版「テニスの王子様」にはまり、それのおっかけや
出るものすべての収集に没頭してしまい、お金を湯水のように使って
しまう人がいるらしいです。
へぇ~。
たしかに「テニスの王子様」の人気はすごかった。
「テニスの日」のポスターや缶バッヂで、2年間ほどリョーマ君を採用
したときに実感。
店頭にポスターを貼っておくと、明らかにテニスをしなさそうな女子が
「これいただけないでしょうか」と何人も訪ねてくるほど。
個人的には、ウオームアップをはだけてプレーしてたり、公式戦で
登場人物がみなウオームアップを脱がないで試合してたりで、正しい
テニスを伝えるためには好ましくないと思います。
漫画でテニスが正しく語られているものも多くあります。
古くはやはり1973~1980年の「エースをねらえ!」。
初めは女子テニス部の人間関係や恋愛が中心でしたが、しだいに
テニスプレーヤーの成長を描く硬派なスポ根となり、松岡修造には
ツアー生活でのバイブルとまで呼ばれています。
澁谷ももちろんハマりました。
当時高校生でしたが、書店の少女漫画コーナーに足しげく通い
新刊チェックをして初版で購入し続けました。
ピンクの表紙を買うのは恥ずかしいです(笑)。
ほかに単行本でそろえているのは塀内夏子の「フィフティーン・ラブ」。
これも普通の少年がテニスを始め、最後には全英で優勝するという
サクセスストーリー。あり得ないスーパーショットではなく、まっとうな
テニスの技術に基づいて描かれています。
ウルトラ必殺打法があったほうがウケがいいのはわかりますけどね~。
真剣にテニスをするならこの2つも読んでほしいなぁ。