ガットクッション

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プロのラケットには、なにか付いているけど、あれはなに?
これは豆皮とかガットクッションとか呼ばれるものです。
素材はいろいろありまして、振動吸収を目的としたゴムタイプ、
プラスティック製のタイプ、紙などを重ねて作ったタイプ、そして本皮。
go for it ! ではゴムタイプと紙タイプと本革を用意しています。
プロが使っているのは本革。
当店では皮だけでも薄めと厚めと極厚の3種類を取り揃えています。
写真は選手が付けているのと同じようなスタイルの例です。
入れる目的は、ストリングがグロメットやフレームに食い込むのを
豆皮の厚みで分散・緩和して、フレームを保護するためです。
または、ストリングが急カーブを描いて張られる場所に入れて、
ストリングのストレスを軽減するために使用されます。
2000RIM系はフレーム陥没が多いラケットなので豆皮は多用します。
ボトムだけではなく、トップやサイドエンドにも入れる場合もあります。
ほかのラケットでも、テンションが高いとかフレームが痛んでいる
ケースでは豆皮が必需品となります。
基本的にストリングを張る時には摩擦抵抗が大きい異物なので
豆皮は入れないほうがいいのですが、フレームとストリングの
ストレスを緩和することが優先な場合にはいさぎよく入れます。
どんなラケットにもどんなテンションでも無条件に入れるお店が
ありますが、ちょっと首をかしげます。
本来は打球感と耐久性のバランスを考えて使用するパーツです。
当店では無料で付けています。
付けてほしい場所があればご相談ください。
プロみたいだからかっこいい、という動機でもかまいませんよ(笑)。