エラストクロス

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ストリングが切れるのを防止するグッズの紹介です。
ストリングセーバーという製品で、ストリングの交差する部分に
差し込むチップによって寿命が2倍近く伸びます。
ストリングが切れる原因は大きく分けて2つの要素があります。
多くは、スピンをかけて打った時に、縦糸がずれて横糸に接して
いる部分が削れ、溝ができて糸が細くなり耐え切れず切れる場合。
もう一つは、ボールとのコンタクトで表面が痩せていき、糸が
細くなって耐え切れず切れる場合。
どちらかではなく両方が同時に進行していきます。
ただし、強烈なスピンをかける現代テニススタイルでは、前者の
溝ができて切れる割合が多くなりました。
そこでストリングセーバーを間に挟んで溝のできるのを防ぐことで
切れにくくなります。ただし、異物なのであまりたくさん付けると
打球感が悪くなります。切れそうになったところに応急処置として
付けるのが本来のやり方でした。
防止を最優先に考えるなら、いつも切れる場所に初めから
付けておくことも有効な手段です。
ポリエステル系のストリングでは、あまり縦糸がずれないので
それほど必要ではありません。それでも付けるとはっきりと効果は
あるので、ポリ系でもすぐ切れる人は付けてみたらよいでしょう。
写真は代表的な製品でバボラのエラストクロスです。
価格は1,500円です。