●廃番名品●「ULTIMATE 110 POWER」
在庫がある廃番名品をご紹介します。
今回はトアルソン「アルティメイト110パワー」。
ポリエステル勢力が台頭する前は、いかにナイロン系で
耐久性のあるストリングを作るかが課題でした。
ケブラー素材で多く存在したのがゴーセンのアラミクスや
アッシャウエイのケブラーでした。
難点は表面が荒れやすくテンション維持がよろしくないので
切れにくいけど長持ちするとは言い難かったこと。
そこに登場したのが帝人が開発したケブラー系テクノーラを
使用したこの製品。
表面がしなやかで張りやすく、1.10mmと極細でも切れにくい。
打球感はカキーンと爽快で、スピンもかけやすく、
ネット際で前衛足元に落とすには最適なストリング。
ポリエステルの打ち味は曖昧すぎ・硬すぎという人には
愛用されていました。
しかし、万人受けではないかなりのマニア向きだったので
扱うお店が少なく残念ながら数年前に廃番となりました。
当店では愛用しているマニアが多かったので、落とされた
時点で大量に買い取りました。
珍しい打ち味大好きな人はお早めにおいでください。
価格2,000円
探している人多いようなので数量限定で通販もします。
限定数量に達した時点でコメント欄に終了メッセージします。
ゆうちょ銀行&メール便でなら本体価格のみで手に入ります。
ご連絡は「廃番名品 希望」とタイトルに入れて以下まで↓
goforit@goforit-stringer.com
1.10mmのナイロンは現在ほとんどありませんが、それよりはかなり
切れにくいです。
寿命としては数倍もつと思います。
スピンをすごくかけると表面コーティングが突破されてケバ立ちます。
それでも切れずにしぶとく芯が残る印象ですね。
テンション維持は最初ゆるみがありますが、すぐに安定した打球感になります。
振動はそれほど大きくありません。少なくとも不快ではない感じ。
好んで使用する人の多くは極細好き(振りぬきがイイっ)で、高テンションで張って
引っ叩きたいタイプなので、振動止めを付けない人も多いですよ。
ポリエステルと比較した場合がわかりやすいです。
どうしても独特の振動や振り遅れたときの扱いにくさや打ち味の情報の少なさが
あるポリエステルに対して、このモデルのほうがアドバンテージがあります。
同じゲージであれば切れにくさはほぼ同等だと思います。
はじめまして。いつも楽しくブログ拝見させていただいております。
このガットに興味があり質問したいのですが、同ゲージのナイロン・ポリエステルと比較した場合、
耐久性
テンション維持
振動
はどのような感じでしょうか。やはりどれもナイロンとポリエステルの間に位置するのでしょうか。
一口にナイロン・ポリエステルと言っても様々なので、ざっくりとした印象でも構いませんので、教示頂けますと幸いです。